【天上天下唯我独尊男ドクソ】

自分を知るためのブログ

【『病気の強弱』適応障害同士の会話】

 

皆さん、いつもありがとう『ドクソ』です。

 

僕と同じ適応障害を患っている人と会話する機会があった。

 

その男性は、僕と同じ適応障害で沢山のセミナーに参加して、自身の病気を克服しようとしたんだけど効果が無く、5年以上適応障害に苦しんでいるらしい。

 

有料のセミナーや宗教関連の書籍も沢山読んだらしいが、どれもお金を浪費するだけの結果に終わってしまって落胆していた。

 

自分の非建設的な経過を医師や家族に伝えるのが辛い、申し訳ないと言っていた。

 

「ドクソ君はどんな本を読んだの? どのくらいの量を読んだの?」

 

そう聞いてくるので、僕は全部で8冊読んで、病気に関する本は1冊読んだと伝えた。

 

「たった1冊で適応障害が治るなんて、君の病気は軽いものだったんだね。俺はもう長年適応障害に苦しんでいるし、もっともっと沢山の事を勉強したよ。君みたいに簡単な悩みや環境じゃないんだ。分かるかい?」

 

そうなんですね、と言って僕は鞄から名著「ツレがうつになりまして」を出して、これが効いたんですよと言って見せると、男性はため息を吐いた。

 

「やっぱりね、そんな漫画で治っちゃうようなものだったんだよ、君の悩みなんて」

 

「そうかもしれません、でもこの本が僕に効いたのは事実です。良かったらお貸ししましょうか?」

 

その男性はうなだれながら、僕を睨んでこう言い放った。

 

「馬鹿にするんじゃない、俺の病気はそんなに簡単なもんじゃないんだ、俺は君と違ってちゃんと自分と向き合ってるんだよ。君みたいなヘラヘラした奴と一緒にしないでくれ」

 

そうですか、僕はそう言って本を鞄に入れなおした。

 

「ドクソ君の適応障害は軽かったんだ、俺みたいに重い身体症状が出たわけじゃないんだろ?ただ君は病気を言い訳にしてサボりたかっただけなんじゃないのか?」

 

そうかもしれません、僕がそう言った時に男性は家族らしき人に呼ばれた。

 

「ドクソ君はもう適応障害を口にしない方がいいよ、本当に苦しんでる人は沢山いるんだ、君はその人たちに失礼だよ」

 

僕は、そうですねと言った。

 

最後に聞いていいですか、僕は口を開いた。

 

「死のうと思った事ってありますか?」

 

男性は振り返りもせずに答えた。

 

「あるわけないだろ、そんな事を考える奴はただの弱い奴だよ」

 

僕は、そうですかと言った。