皆さん、いつもありがとう『ドクソ』です。
今日は良く晴れてるな。
今は病院の待合室で自分の名前が呼ばれるのを待ってる。
長い長い闘病生活に終止符を打つために。
精神病だと診断されてから約四年の歳月が過ぎた。
その間、時間は止まることなく前に進み続けて僕を置いてきぼりにした。
『あぁ、なんで待ってくれないんだよ。僕には今、悩む時間が必要なのに』
今は分かってる、悩むことに時間を費やすのは無駄なんだ。
人は背負った罪を何倍にも大きくして考えてしまう。
ちゃんと思考が働いていればその場で解消できた不安の対応が遅れて、次々と悩みの種が芽を出すんだ。
そうなると、もう自分一人では問題の解決が出来なくなる。僕は適応障害になる前から不安から目を逸らして生活してきたために、闘病中に人より多くの問題解決を強いられた。
今は分かるよ、かつての僕がどれだけ憐れな人間だったか……
いや、今もかな。
頭上に目を向ければ、いつでも今日のように澄み渡った空が広がっていたはずなのに、そんな『幸せ』すらも見ない振りをして生きてた。
少しでも勇気と元気があれば、楽しい生活は目の前にあったのに、その真実からも目を逸らして、いったい僕は何がしたかったのか。
セカイノオワリのRPGでも歌っていたな。
『空は青く澄み渡り 海を目指して歩く 怖いことなんてない 僕等はもうひとりじゃない』
随分と長い時間を『孤独と思うこと』に使ってきてしまったな。
本当は、大好きな事も、大好きな人もすぐ近くにいたのに……
これからは、些細なこともちゃんと受け入れて歩んでいこう。
僕が空を見上げるのを待ってくれている人がいると信じて生きていこう。
じゃあ行ってきます。